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ダンスミュージックシーンのブライテストホープが、

Crue-Lよりデビューアルバムをリリース！

16 8/03 UPDATE

2013年から現在までの間にアメリカ、ドイツ、イタリア、フランス、イギリス、ギリシャ、カナダ、モンゴルといった世界各国のレーベルからレコードのリリースを果たし、"恐るべき東洋からの輝く星"と評される新世代ハウス・テクノ・クリエイターKEITA SANOがデビューアルバムをリリースする。

まだ20代の彼が作る音楽は、ソリッドで猛々しい言葉通りのロウ・ハウス、ワイルドでスラミングなアシッド・ダーク・ウェイヴ、硬質なインダストリアル・ディープ・テクノ、スローモーション・ハウスからマシン・ワイルドネスなネオ・ディスコまで膨大で多彩だが、全ての曲からはギラついた生気と情&諦念が横溢&循環、機能美や様式美からこぼれ落ちる情動や熱量が、ジャンルが成立する前の初期衝動に溢れた壮大な震動波を発している。

瀧見憲司が主宰するCrue-Lからのリリースとなる今作『The Sun Child』は、彼があるDJで一晩中踊り尽くした後の衝動をダイレクトに反映したものだそうで、そのことからも、彼が踊るための音楽を作るというダンス・ミュージックの本質を突いていることがわかる。パーティーは終わらない、クールはクールじゃない、All by Myselfでエレクトロニック・ダンス・ミュージックの世代や概念を更新する、正にニュー・ジェネレーションの登場だ。

Co-Produceとマスタリングはceroや電気グルーヴ、Tha Blue Herbなどの作品を手がけている得能直也。ジャケット・デザインはbalのEDAが担当。デジパック仕様。リリース後の9月からは初のワールド・ツアーもスタート予定されているほか、10月にはカナダ・モントリオールにて開催される「Red Bull Music Academy」への参加が決定しているとのこと。

text: yk

KEITA SANO『The Sun Child』

Crue-L Records

2,000円［税抜］

2016年8月10日(水)発売